祝詞の内容

詞(のりと) かしこみかしこみもまおさく、天の御柱たかくしろしめす神々さまに申し上げたてまつる。 この地を守りたまふ神々さま、その恩恵のもとに、われら皆それぞれの祈りを捧げます。

まずは、障害者の健康を願い、日々の暮らしがより平穏で満たされるようお導きください。 また、専属障害者絵馬士の方々がその役割を果たし、心の平安を人々に与えられるようお守りください。

ここに、女性アスリートたちの支援を願い、輝かしい成果と健康の充実がもたらされることを祈ります。 そして、ペットの健康祈願を込め、かけがえのない家族である彼らの健やかなる日々を守りたまえ。

さらに、長寿祈願を捧げ、すべての人々が長く穏やかな日々を享受できますように。 厄祓いの御加護を賜り、あらゆる災いと不安を払い清め、道を明るくお導きください。

特に、女性が行うお祓いに力を与え、その祈りが多くの人々に平安と安心を届けるものとならんことを。 また、安全祈願を申し上げ、日々の歩みが常に安全に包まれますよう祈念します。

かけまくもかしこき神々の御加護を賜り、祈りをもってこの地を清らかに保ちたまえ。

かしこみかしこみもまおす。

祝詞の意味について

 

祝詞(のりと)

賀斯許美賀斯許美母麻乎佐久(かしこみかしこみもまおさく)、

天乃美波思良多加久志呂之米須神々佐麻尓毛之阿氣多天麻都流(あめのみはしらたかくしろしめすかみがみさまにもうしあげたてまつる)。

此乃地乎母守利多麻布神々佐麻(このちをまもりたまうかみがみさま)、

其乃惠乃母登尓(そのめぐみのもとに)、

吾良皆曽禮曽禮能祈利乎多佐藝麻須(われらみなそれそれのいのりをささげます)。

麻須波(まずは)、

曾斯波気者乃多加良気比乃保志(しょうがいしゃのたからけんこう)

乎加奈比(をねがい)、

比々能久良之賀母登平穏尓美多佐禮流宇美能志良久遠之給倍(ひびのくらしがよりへいおんでみたされるようおみちびきください)。

安多(また)、

曾須曾久曾斯波気者乃絵麻之(せんぞくしょうがいしゃえまし)

乃方々賀其乃伎奈美乎果多志(のかたがそのやくわりをはたし)、

許能於母乃平安乎人々尓阿多布布流乎母守利給倍(このおものへいあんをひとびとにあたえられるようおまもりください)。

此許尓(ここに)、

女阿須利多乃保乃乎支(じょせいあすりーとのしえん)

多知乃支伎乎願比(たちのさっかをねがい)、

可輝之多氣伎乎須刀安尓賀尓充美多佐礼流故登乎祈利麻須

(かがやかしいせいかとけんこうのじゅうじつがもたらされることをいのります)。

蘇之天(そして)、

遍止乃可支保乃祈利乎可奈比(ぺっとのけんこうきがん)

可介我可之曽奈久家布之乃伎賀安利流宇美乎母守利多麻倍(かけがえのないそなかぞくであるかれらのけんこうなるひびをまもりたまえ)。

久等奈利(さらに)、

那加久寿祈利(ちょうじゅきがん)

乎曽伎可奈比(をそなえかない)、

多久乃人々賀那加久穏也那宇美能比々乎享寿加奈保麻久遠之給倍(すべてのひとびとがながくおだやかなひびをきょうじゅできますように)。

夜久乎払比(やくばらい)

乃御加護乎賜比(のみかごをたまわり)、

安良由流岐波那比乃布阿良以都払比清米(あらゆるきはなひのふあんをはらいきよめ)、

満知能宇乎明久遠之給倍(みちをあかるくおみちびきください)。

特尓(とくに)、

女我伎奈布乎払比(じょせいがおこなうおはらい)

尓知伎乎与比(にちからをよび)、

其乃祈利乎多伎之登安多久能人々尓平安登安心乎登度祢久宇美等成良奴故登乎(そのいのりがおおくのひとびとにへいあんとあんしんをとどけるものとなれんことを)。

安多(また)、

安危祈利(あんぜんきがん)

乎毛之阿氣多麻比(をもうしあげたまい)、

日比乃安由美加常尓安危尓包米流乎祈念麻須(ひびのあゆみがつねにあんぜんにつつまれますようきねんします)。

可介麻久母可斯許幾神々乃御加護乎賜比(かけまくもかしこきかみがみのみかごをたまわり)、

祈利乎母登尓此乃地乎清良可尓保志多麻倍(いのりをもってこのちをきよらかにたもしたまえ)。

賀斯許美賀斯許美母麻乎須(かしこみかしこみもまおす)。